世界の主要通貨の特徴と注意点!
(2)世界のお金は米ドルを中心に動いている
デイトレなどの短期取引では、流動性が十分あることが条件なので対ドル取引が都合がいいでしょう。また為替相場はやはり米国の政治経済情報で動くことが多くあります。その時にユーロ/円ポジションや豪ドル/円ポジションを持っていてもせっかく大きく動く情報が流れても反応しにくくなります。
例えば米国失業率が大幅悪化すればやはりドル/ユーロ、ドル/円、ドル/NZドルなどのポジションを持っていれば情報をすぐに活かせます。
しかしユーロ/円のポジションなら、売っていいのか買っていいのかわからないですね。もちろんNZの財務大臣が「NZ/円は高すぎる」と発言することもあることはありますが、数としては滅多にないことです。どこの国の財務大臣もまず対ドルで為替相場を考えているんですね。NZドル/スイスなどの相場についてはほとんどといっていいほど発言しません。
ということで短期で頻繁に売買する時は対ドルでやるのが都合がいいということです。長期的なポジションは対ドルでもいいですが、さまざまな通貨ペアも利用できます。ただ流動性は対ドルと比べれば落ちるので、利食いでも損切りでも慌ててポジションを解消する時は少し時間がかかるかもしれません。
NZ ドル/円のポジションを造成したり解消する時で、流動性が不安な時はNZドル/米ドルとドル/円で別々に取引してから合成することは銀行のディーラーではよくやることなのです。個人のFXでも行うことができますが、それぞれ証拠金を別個に使用する不便さはあります。さてそういうことを踏まえて今回は先進国通貨の特徴を取上げていきましょう。