経済指標
★ミシガン大学消費者信頼感指数(米国)
ミシガン大学が消費者に購買意欲のアンケートして指数化したものです。
毎月第2または第3金曜日に前月分が発表され、1966年を100とします。
コンファレンスボード発表の消費者信頼感指数は雇用面から、ミシガン大学発表の消費者信頼感指数は家計面から購買意欲を調査しています。
※米経済団体、労働組合などで構成する民間調査機関。
★輸入物価指数(米国)
輸入した時点でのモノの価格の推移を表したものです。
毎月下旬に発表です。
産業資材(燃料、アルミニウムなど)、資本財(自動車、通信機器など)、消費財(アパレル、薬、食料品など)の商品別、分野別に分けられます。
インフレ動向を予測する指標として注目されています。
★フィラデルフィア連銀指数(米国)
フィラデルフィア連邦銀行管轄地区の製造業の景況感指数です。
毎月第3木曜日に発表されます。
失業率、平均賃金、新規受注、仕入れ価格、販売価格など11項目について現在と1ヶ月前、6ヶ月後について「良い」「同じ」「悪い」の 3択アンケートをして指数化します。
★ベージュブック(米国)
12地区連銀の区域の経済状態や今後の動向の報告です。
ベージュ色の表紙のレポートにまとめられるので、「ベージュブック」と呼ばれています。
FOMCの2週間前の水曜日に行われ、FOMCの資料となります。
各地区の景況判断(総合景気判断)、製造業や個人消費の動向、雇用、物価、賃金、住宅建設や不動産市況動向、金融などの状況が説明されます。
FOMCを予測する上でも欠かせない材料です。
★中古住宅販売件数(米国)
中古住宅(集合住宅含む)の販売された件数です。
毎月25日に発表されます。
中古住宅販売件数の登記が終わった時点の件数です。
消費者の景気見通しを反映しています。
そのため、景気動向の先行指標として注目されています。
★非農業部門雇用者数(米国)
農業部門以外の企業に従事している給与支払いを受けた人の増減数です。
12日を含む週から数えて4回目の金曜日に発表されます。
(アメリカの1週間はSundayから)です。
★新築住宅販売件数(米国)
新築住宅の販売件数です。
毎月月末から月初に先月分が発表されます。
新築住宅の売買契約が結ばれた時点の件数です。
消費者の景気見通しを反映しています。
そのため、景気動向の先行指標として注目されています。
★対米証券投資(米国)
米国以外から米国の証券に投資された金額です。
毎月15日に前々月分が発表されます。
対米証券投資額と貿易収支額が比較されることが多く、米国経済への期待感が反映されます。
★設備稼働率(米国)
設備の生産能力と実際の生産数量を比率にしたものです。
毎月15日前後に発表されます。
鉱業・公益事業・製造業に分けられ、更に製造業は耐久材・非耐久財・素材・加工などに分けられています。
設備投資、インフレの先行指標として注目されます。
★消費者信頼感指数(米国)
現在と半年後の景況感、雇用状況、所得についてアンケート調査を行い、消費者マインド(楽観または悲観)を指数化したものです。
1985年の消費者信頼感指数を100とします。
毎月25日から月末に前月分が発表されます。
景気と関係が深く、消費者のアメリカ経済への信頼度が表れます。
★消費者物価指数
家計が購入する消費財やサービスの価格変動を指数化したものです。
特に価格変動の大きいエネルギーと食品を除いたコア指数は、注目されています。
★政策金利
各国の中央銀行の誘導目標金利です。
米国は「FFレート」、ユーロは「主要リファイナンス・オペ最低入札金利」、イギリスは「レポ・レート」、日本は「無担保コール翌日物」になります。
★シカゴ購買部協会景気指数(米国)
シカゴ地区購買部協会がシカゴ地区の製造業に新規受注や価格指数、在庫などをアンケートして指数化します。
毎月最終営業日に発表されます。
50%を割り込むと景気後退、50%を上回ると景気拡大とされています。
ISM製造業景況指数(米国)とよく似た動きをするので、先行指標として注目されています。
シカゴ地区限定ということもあり、ISM製造業景況指数より注目度は落ちます。
★新規失業保険申請件数(米国)
失業者が失業保険給付を申請した件数です。
毎週木曜日に発表されます。
特に12日を含む週の件数は雇用統計の参考にされます。
失業率、雇用統計の先行指標として注目されています。
なお、季節要因(天候や社会的習慣)によるブレが注意点です。
★FOMC(米国金融政策決定会合)
米国の金融政策を決定する会合です。
約6週間ごとに開催されます。
また、経済的緊急時に開催されることもあります。
会合内容は、FF金利(フェデラル・ファンド・レート)と呼ばれる市中銀行同士で貸し借りする金利などについて話し合われます。
会合メンバーは、FRB(Federal Reserve Board:連邦準備理事会)の理事と地区連銀総裁より構成されています。
声明文は、FOMC開催最終日に公表され、議事録はFOMC開催最終日の3週間後に公表されます。
★鉱工業生産指数(米国)
鉱業・製造業の生産動向を指数化したものです。
毎月15日前後に発表されます。
生産額(最終製品段階)ベースと付加価値額(=総生産額-原材料費等)ベースに分類できます。
景気全般の憶測として注目されます。
★ISM製造業景況指数(米国)
米供給管理協会(ISM)が製造業約400社の購買担当役員に生産・新規受注・入荷遅延比率・在庫・雇用の各項目に関して、1ヶ月前と比較して「良い」「同じ」「悪い」の3択3択アンケートを行い、指数化したものです。
毎月第1営業日に発表され、50を割り込むと景気後退、50を上回ると景気拡大とされています。
★ISM非製造業景況指数(米国)
米供給管理協会(ISM)が非製造業約370社の購買担当役員に生産・新規受注・入荷遅延比率・在庫・雇用の各項目に関して、 1ヶ月前と比較して「良い」「同じ」「悪い」の3択アンケートを行い、指数化したものです。
翌月第3営業日に発表され、50を割り込むと景気後退、50を上回ると景気拡大とされています。
★景気先行指数(日本)
新規求人数、長短金利差、東証株価指数(前年同期比)など先行指数は12系列を指数化したものです。
各々、三ヶ月前と比較して、次のような公式で求められます。
{(改善した系列の数)+(変化がない系列の数)×0.5}÷採用されている系列の数×100(%) 50%を分岐点として、50を超えていれば景気が上向く、50を下回れば下向くと予測されます。
★国内企業物価指数(日本)
国内向けに販売される商品の出荷または卸売段階での価格変動を指数化したものです。
原則、速報値を翌月の第8営業日目、確報値を翌々月の第8営業日目に発表します。
原材料→中間製品→最終製品となりますが、消費者が購入する最終製品の前の企業間がやり取りされる原材料と中間製品の価格です。
消費者物価指数を予測する指標として注目されています。
★日銀金融政策決定会合(日本)
日本の金融政策を決定する会合です。
原則、毎月2回程度開催されます。
会合内容は、公定歩合、準備預金制度の準備率、金融市場調節の方針、経済及び金融の情勢について話し合われます。
★日銀短観(企業短期経済観測調査)(日本)
日本銀行が発表する景況感見通しです。
3ヶ月ごとに発表されます。
全国約1万の企業にアンケートを行い、製造業・非製造業、大企業・中堅企業・中小企業と、業種と規模によって分けて分析します。
アンケート内容は、業況、需給、雇用人員、販売価格など計13項目について、「良い」「さほど良くない」「悪い」などの3択から「最近」と「先行き(3ヵ月後)」について、それぞれ選択してもらい、良いと答えた企業の比率から悪いと答えた企業の比率を引いて値を算出(DI)します。